学校長あいさつ
学校長
青木 信幸
学校長あいさつ
今年度、子どもたちが『「み」んなが「え」がおで「だ」いすきな三枝小学校にしよう』という児童会スローガンを考えてくれました。実に三枝小をよくとらえていると思います。みんなが笑顔になるために、大好きな学校にするために、いつも考えていつも頑張る子どもたちがいる、それを指導・支援し続ける職員がいる、三枝の子どもたちのためにといつでも協力してくださる保護者・地域の皆さまがいる、そんな学校です。
111人の新入生、4人の転入生(新入生名含む)を迎え、全校児童115人、職員27人で令和7年度がスタートしました。児童数は多くはないので、授業、当番活動、掃除、行事等、学校生活の中で一人ひとりの役割は大きいものとなります。例えば掃除。1年生は、11人しかいません。一人分の掃除範囲は1年生にとってとても広くなります。しかし、1年生から6年生までが一緒になった「縦割り班」で掃除をすることで、昨年度同様の箇所を当たり前のように行うことができていきます。上学年の子は、下学年の子にやさしく分かりやすく掃除の仕方を教えることを学び、下学年の子は、そんな上学年の子に憧れ、「あの子みたいにきれいに素早く掃除をしたい」という気持ちが生まれ育ちます。この気持ちが、先程の「えがお」「だいすき」に自然とつながっていくのでしょう。
本校の教育目標は「三枝を愛し 志高く 自立する子」です。そんな子を育むために、今年度、育てたい資質・能力を「考えをもち、対話しながら創り出す力」ととらえ、次の2つの姿を目指していきます。
〇自分の思いを伝え、自ら課題を解決しようとすることができる
学習の中でも、活動の中でも自分の考えや思いだけにとどまらず、資料や実験、実物などで確かめたり、お互いの見方や考え方を対話する中で多様な考え方に触れ、自分の考えや思いをより確かなものにしたり、別の方法で解決したりして、自分の願いをもってチャレンジしていく過程を大切にしていきます。
〇まわりの人とかかわり、よりよいものを求めて活動することができる
願いを達成する営みや創造的な活動の中で、自ら声を出して呼びかける、呼びかけに応じるなど、様々な方法で自分からまわりの人にかかわったり、お互いに助け合ったり、思いやったりして、よりよいものを創ろうと努力することを大切にしていきます。
学校が子どもたちにとって安全で安心して学ぶことができる場所であり、自分の力を伸ばすことができる場所であるのは、保護者の皆さまのご協力、ご支援はもちろん、地域の方々の子どもたちへの温かい気持ちがあるからだと思っています。登下校の際の声かけ、交通安全の見守り、学校環境の整備をしてくださる方々、ホタルの飼育やかぶら市といった学校の特色ある活動を支えてくださる方々、防災教育、花づくり、クラブ活動、職場体験など地域サポーターとして子どもたちの学びを支えてくださる方々など、数えきれないくらい多くの方の支えと励ましに感謝しております。
今年度も、本校の教育活動に皆さまのご理解とご協力をいただきますよう、どうぞ、よろしくお願いいたします。
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教育委員会事務局 学校教育課
電話:0577-35-3154