学校長あいさつ
学校長
脇田 誠
学校長あいさつ
人生100年時代を生きぬく力、その礎となる学びを積み上げることをめざし、本年度山王小学校で育てたい資質・能力を「多様性を尊重し、願いをもって動き出す力」としました。教職員は408人の児童一人一人と向き合い、その子のよさを認め、抱えている困難さを理解し、共に成長していく覚悟です。
「一人一人みんな違って、みんないい」ということが『多様性』ですが、学校は多様な子どもたちが集い、生活しながら社会性を身に付ける場です。仲間と共にルールを守り、お互いの気持ちや考え、立場を分かり合い、協力して楽しくよりよい生活をつくることができるようになってほしいと願います。
また合言葉は「見つめよう やってみよう」です。勉強や身の回りのこと、自分自身、友だち、先生、家族、地域をよくみつめ、よく知ることが自分で考え、よりよく行動することにつながります。これは答えを性急に急ぐあまり、またできるだけ失敗や困難が少なくなるように大人が先回りに手をかけすぎているのではないかという反省が土台にあります。子どもたちがじっくりと時間をかけて自分で見つけ出したことは、自分事としてとらえることができます。やがてそれは自分でやってみよう!やってみたい!につながると考えています。
さらに、自分を見つめ、自分に合った「なりたい自分」を目標にし、ていねいに対話を進め、何ができるようになったかを大切に見届けます。小さなことでも、自分で決めたことに挑戦し自分の力でできた!という事実を保護者の皆さまにお伝えします。仲間と挑戦しみんなの力でできた!という事実を行事等の場で地域の皆さまにも見ていただきます。
どうか保護者、地域の皆さまには本校の教育活動を温かく見守っていただくとともに、ご理解、ご協力をお願いします。山王小学校は今年度創立150年を迎えます。「みつめよう やってみよう」を合言葉に150年のこれまでを見つめ、これからの時代を迎えるための知恵と勇気と信頼を蓄える一年にしたいです。
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電話:0577-35-3154