消火器の使い方を知っていますか?

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ページ番号 T1000302  更新日  令和5年4月18日

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消火器は身近に目にする機会が多いですが、実際に使ったことのある人は少ないと思います。

実際に火事が起きた時は気が動転し取り扱うことができないことがあります。万一に備え、今一度消火器の使い方を確認しましょう。

消火器の取り扱い方

安全栓を上に引き抜きましょう

必ず火元の近くまで運んでから安全栓を引き抜きましょう。先に安全栓を抜くと運ぶ途中で誤ってレバーを握る事があり、中の消火薬剤が出てしまいます。

また、消火器は安全栓を抜かないとレバーが握れない構造になっています。レバーが握れない時は落ち着いて安全栓がついた状態でないか確認しましょう。

消火器を持ち黄色い安全栓を抜く様子の写真

ホースをはずし火元に向けましょう

ホースは先端を握ると簡単にはずすことができます。ホースがはずれたら先端を握ったまま火元に向けましょう。

ホースの先端を持ち火元に向ける様子の写真

レバーを強く握りましょう

片手でレバーを握れない場合は、消火器を地面に立てた状態で上から体重をかけ押すと握ることができます。

レバーを強く握る様子の写真

消火します

消火薬剤が出始めれば炎や煙ではなく燃えているものにノズルを向けて、ほうきで掃くように近づきながら消火しましょう。

消火活動している様子の写真

注意事項

消火器は手軽なために初期消火に適していますが、使用できるのは炎が天井面に立ち上がる前までと考え、それよりも大きくなれば(消火器以外に消火方法がなければ)119番通報をして速やかに避難しましょう。

消火器以外の消火方法として、ホース格納箱の中のホースを使い消火栓から放水する方法もあります。

町内、事業所、各種団体で消火器の取り扱い訓練を実施しませんか?

高山消防署には消火薬剤の替わりに水が入っている訓練用の消火器があります。

自主防災組織の訓練、事業所の消防訓練などで活用してはいかがでしょうか?

水消火器の写真

このページに関するお問い合わせ

高山消防署 警防課
電話:0577-32-9271 ファクス:0577-34-7384
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。