家庭で血圧を測ろう
家庭で血圧を測ろう
「血圧は高いときも低いときもあって、どれが本当の値なのか分からない・・・」
「健康診断で血圧が高めと言われたけど、どうしたらいいの?」
そんなときは、まず家庭で2週間血圧を測ることが大切です。
なぜ家庭で血圧を測るの?
家庭で血圧を測ることで、普段の血圧の状態を正確に知ることができます。
高血圧には、家庭で血圧を測ることで分かるタイプもあります。
そのため、高血圧の診断は診察室血圧(病院や健康診断で測る血圧)だけでなく、家庭血圧(家庭で測る血圧)によってされることもあります。
高血圧を治療している方も、家庭血圧は主治医が治療方針を決める大切な判断材料になります。
家庭血圧の測定条件
測定時間
- 一日2回(朝・夜)
朝)起床後1時間以内、排尿後、朝食の前、薬を飲む前
夜)就寝前、入浴や飲酒の直前は避ける
測定方法
- 上腕部で測定するタイプの血圧計を選ぶ。
- カフ(腕に巻く部分)の位置は心臓の高さと同じ位置にする。
- 薄手のシャツ1枚なら着たままでもよい。
- 椅子に座って1~2分間安静にしてから測る。
- 血圧が下がるまで測るのではなく、原則2回まで。
測定期間
- 測定期間は出来る限り長期間。
- まずは2週間測定を行う。最低でも5日間測定する。
記録方法
- 朝・夜のいずれの値も記録する。
- 体調の変化(頭痛、睡眠不足など)があったときは余白にメモをする。
- 医療機関に受診する際、家庭血圧の記録も持参する。
高血圧の診断基準
家庭血圧は診察室血圧の基準値と異なります。
家庭血圧 |
診察室血圧 |
|||
---|---|---|---|---|
収縮期 (最高血圧) |
拡張期 (最低血圧) |
収縮期 (最高血圧) |
拡張期 (最低血圧) |
|
正常血圧 |
115未満 |
75未満 |
120未満 |
80未満 |
高血圧 |
135以上 |
85以上 |
140以上 |
90以上 |
「高血圧治療ガイドライン2019」
血圧計をお持ちでない方へ
血圧計の貸し出しを行っています。(2週間程度)
お気軽に健康推進課までお問い合わせください。
詳しく知りたい方は
参考文献
高血圧治療ガイドライン 2019(特定非営利活動法人日本高血圧学会)
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このページに関するお問い合わせ
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電話:0577-35-3160 ファクス:0577-35-3173
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