家庭で血圧を測ろう

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ページ番号 T1018062  更新日  令和5年3月30日

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家庭で血圧を測ろう

「血圧は高いときも低いときもあって、どれが本当の値なのか分からない・・・」
「健康診断で血圧が高めと言われたけど、どうしたらいいの?」
そんなときは、まず家庭で2週間血圧を測ることが大切です。
 

なぜ家庭で血圧を測るの?

家庭で血圧を測ることで、普段の血圧の状態を正確に知ることができます。
高血圧には、家庭で血圧を測ることで分かるタイプもあります。
そのため、高血圧の診断は診察室血圧(病院や健康診断で測る血圧)だけでなく、家庭血圧(家庭で測る血圧)によってされることもあります。

高血圧を治療している方も、家庭血圧は主治医が治療方針を決める大切な判断材料になります。

 

家庭血圧の測定条件 

測定時間

  • 一日2回(朝・夜)                        

  朝)起床後1時間以内、排尿後、朝食の前、薬を飲む前
  夜)就寝前、入浴や飲酒の直前は避ける

測定方法

縮小 血圧測定のイラスト

  • 上腕部で測定するタイプの血圧計を選ぶ。
  • カフ(腕に巻く部分)の位置は心臓の高さと同じ位置にする。
  • 薄手のシャツ1枚なら着たままでもよい。
  • 椅子に座って1~2分間安静にしてから測る。
  • 血圧が下がるまで測るのではなく、原則2回まで。

測定期間

  • 測定期間は出来る限り長期間。
  • まずは2週間測定を行う。最低でも5日間測定する。

記録方法

  • 朝・夜のいずれの値も記録する。
  • 体調の変化(頭痛、睡眠不足など)があったときは余白にメモをする。
  • 医療機関に受診する際、家庭血圧の記録も持参する。

高血圧の診断基準

家庭血圧は診察室血圧の基準値と異なります。
 

高血圧の診断基準(mmHg)
 

家庭血圧

診察室血圧

収縮期

(最高血圧)

拡張期

(最低血圧)

収縮期

(最高血圧)

拡張期

(最低血圧)

正常血圧

115未満

75未満

120未満

80未満

高血圧

135以上

85以上

140以上

90以上

                      「高血圧治療ガイドライン2019」

 

血圧計をお持ちでない方へ

血圧計の貸し出しを行っています。(2週間程度)
お気軽に健康推進課までお問い合わせください。

詳しく知りたい方は

参考文献

高血圧治療ガイドライン 2019(特定非営利活動法人日本高血圧学会)

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このページに関するお問い合わせ

医療保健部 健康推進課
電話:0577-35-3160 ファクス:0577-35-3173
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。