油流出事故を防ぎましょう!
油流出事故が多く発生しています!
毎年、市内において一般家庭や事業所などから油の流出事故が多く発生しています。流出された油(灯油など)は火災発生のおそれが高い危険物です。そして、流出された油が河川や水路、土壌、地下水などへ流入すると環境汚染や下流域の農業、漁業への被害など大きな影響を及ぼすことになります。
また、流出事故は起こした人(原因者)の責任です。その対策にかかった費用は負担を求められます。さらに、被害に対し賠償を請求されることがあります。
油流出事故を防ぐために
家庭では
- 給油中は絶対にその場を離れず、目を離さないようにしましょう。
- ホームタンクは安定した場所に設置し転倒防止を行ってください。
- タンクや配管に腐食や亀裂がないかなど、定期的に点検しましょう。
- バルブの閉め忘れに注意しましょう。
- 不要となった油は、絶対に河川、水路へは流さないでください。
事業所では
- 油をタンクへ補給するときは、吹きこぼしや、オーバーフローに注意しましょう。
- タンクの周囲の流出防止対策(防油堤など)に不備がないか定期的に確認しましょう。
- 油の在庫を定期的に確認し、いつもより減りが早くないか確認してください。特に埋設配管は油の漏れがわかりづらいので注意してください。
- 廃油は専門業者へ委託するなどして適正に処分してください。
もし油の流出を起こしてしまったら
可能な範囲で応急処置を実施し、速やかに下記へ連絡してください。
また、油が流れているのを発見した場合もご連絡ください。
連絡先
高山市生活環境課 電話0577-35-3138
高山市消防本部 電話0577-32--0119
少量危険物の届出をされていますか?
ガソリンや軽油、灯油などの危険物はその数量に応じて規制が異なります。
指定数量以上の危険物を貯蔵、取り扱う場合は消防法に基づく市の許可が必要となり、危険物施設として扱われます。また、指定数量の5分の1以上指定数量未満(一般家庭の場合は2分の1以上指定数量未満)を貯蔵、取り扱う場合は高山市火災予防条例に基づく届出が必要です。
詳しくは、お近くの消防署へお尋ねください。
主な危険物の指定数量
ガソリン | 200リットル |
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軽油 | 1,000リットル |
灯油 | 1,000リットル |
重油 | 2,000リットル |
このページに関するお問い合わせ
消防本部 予防課
電話:0577-32-3027 ファクス:0577-35-3599
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。