新型コロナウイルス感染症の感染予防について
第8波の終息に向けて
県は、2月12日までとしていた「岐阜県医療ひっ迫防止対策強化宣言」を、2月5日をもって終了することを決定しました。
岐阜県は季節性インフルエンザの流行期に入っており、新型コロナとの同時流行による医療ひっ迫は完全に解消されたわけではありません。ご自身やご家族など身近で大切な人を守るため、引き続き、基本的な感染防止対策の徹底にご協力をお願いします。
高山市・飛騨市・白川村 感染拡大防止メッセージ(11月29日)
感染対策チェックリスト
家庭や事業所における感染対策を確認するためのチェックリストを活用し、感染防止対策の推進にご協力お願いします。
感染防止対策の徹底
市民の皆さまへ
1 基本的な感染防止対策
(1)以下の「基本的感染防止対策の徹底」を継続
- マスク着用(不織布マスクで隙間なくフィット、メリハリある着用や十分な水分補給で熱中症に注意)
- 手指消毒(頻繁な手洗い、消毒)
- 密回避(密閉・密集・密接のどれか一つでも回避)
- こまめな換気(換気扇の常時稼働や窓・扉の開放による1時間に2回以上の換気)
- 体調管理(体調不良時には出勤・出張・通学・部活・旅行・レジャーを含む全ての行動をストップし、医療機関を受診)
マスク着用に関する考え方
〇マスク着用は従来同様、基本的な感染防止対策として重要です。
一人ひとりの行動が、大切な人と私たちの日常を守ることに繋がります。
〇屋外では、人との距離(2m以上を目安)が確保できる場合や、 距離が確保できなくても、会話をほとんど行わない場合は、 マスクを着用する必要はありません。
〇屋内では、人との距離(2m以上を目安)が確保できて、かつ 会話をほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要はありません。
〇就学前のお子さんについては、 マスク着用を一律には求めていません。
〇本人の意に反してマスクの着脱を無理強いすることのないよう注意しましょう。
(2)感染リスクが高まる「5つの場面」 は厳重に注意
- 飲酒を伴う懇親会など(注意力が低下する、大声になりやすい)
- 大人数や長時間に及ぶ飲食(2次会、3次会、深夜のはしご酒など)
- マスクなしでの会話(車やバスでの移動の際も要注意)
- 狭い空間での共同生活(トイレなどの共用部分は要注意)
- 居場所の切り替わり(休憩室、更衣室、喫煙室などは要注意)
2飲食・移動
- マスク会食(食事は静かに、会話時はマスク着用)を徹底。
- 混雑した場所や、感染リスクが高い場所への外出など感染拡大につながる行動を控える。
- 旅行、レジャーに際しては、出発前には薬局等における無料検査を活用するなど、移動中・移動先においても、「基本的な感染防止対策」を徹底。
- 感染防止対策が徹底されていない飲食店の利用は避け、「新型コロナ対策実施店舗向けステッカー取得店舗(第三者認証店)」の利用を徹底。
3職場
- のどの痛みや発熱など、少しでも体調が悪い場合は、「休む」「休ませる」対応を徹底。
- あらゆる事業所で、マンパワー不足を想定したBCP(事業継続計画)を再確認。未策定の場合は、早急に策定。
- 事業所ごとに「ぎふコロナガード」(感染対策を監視し、健康状態を確認する責任者)を指定し、全従業員への教育と現場点検を徹底。
- 業種別ガイドラインを遵守。
- 在宅勤務(テレワーク)、時差出勤等により、人との接触機会を低減。
無料検査の実施について
無症状の岐阜県内在住の方などを対象とした無料検査について
無料検査の対象となる方
無症状の方で
- 感染の不安を感じている方
- 岐阜県内在住の方
無料検査の対象となる受検目的
感染に不安を感じている
(知事が特措法第24条第9項に基づき感染に不安を感じる県民に検査受検を要請している場合)
検査を受ける際に必要なもの
- 本人確認ができる証明書(運転免許証、マイナンバーカード等)
※上記証明書等で県内在住が確認できない場合は、公共料金の請求書等により居住実態の確認が必要
場所・検査の流れ(イメージ)など
下記リンク先、無料検査の実施について(県民の皆さまへ)において、確認ください。
実施場所(薬局)は、随時更新中です。
※原則予約不要ですが、混み合っている場合がありますので、事前に電話等で混雑状況を確認しお出かけください。
※一時的に電話が集中してつながりにくい場合があります。その場合は、時間をおいてかけなおしていただきますようお願いします。
問合先(コールセンター)
ご自分が無料検査の対象となるか、などのご質問はコールセンターへお問い合わせください。
電話 0570-055-523
受付時間 午前10時から午後6時(土日祝日含む)
- 無料検査の実施について(県民の皆さまへ)(外部リンク)
- 発熱等の症状がある場合の相談・受診方法(外部リンク)
- 岐阜県陽性者健康フォローアップセンター(外部リンク)
- 家族など同居する人に新型コロナウイルス感染が疑われる場合
新型コロナウイルス感染症とは
これまで人に感染が確認されていなかった新種のコロナウイルスが原因と考えられる感染症です。
特徴
- 発熱や咳などの症状が1週間前後と長引くことが多く、強いだるさ(倦怠感)を 訴える人が多い
- 症状がなくても、感染している場合がある
- 無症状~軽症の人が多い
- 高齢者や糖尿病、心不全、呼吸器疾患などのある方は重症化する可能性がある
どうやって感染するの?
- 飛まつ感染
感染者のくしゃみや咳により、唾液などの飛沫と一緒にウイルスを放出。
近くの人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染。 - 接触感染
感染者が、くしゃみや咳を手で押さえる。
その手で周りの物に触れて、ウイルスが付着。
別の人がその物に触れてウイルスが手に付着。
その手で口や目、鼻に触れることで粘膜から感染。
※ 主な感染場所: 列車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど
予防対策
感染リスクが高まる「5つの場面」
これまでの感染拡大の経験から、感染リスクが高い行動や場面が明らかになってきました。
一方で、屋外で歩いたり、十分に換気がされている公共交通機関での感染は限定的と考えられます。
新型コロナウイルス感染症の伝播は、主に「クラスター」を介して拡大することが分かっています。
これまでのクラスター分析で得られた知見から、
- 感染リスクが高まる「5つの場面」
- 感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫
が新型コロナウイルス感染症対策分科会により提言としてまとめられました。
市民の皆さまには、引き続き、感染リスクが高い行動を避けていただき、クラスター連鎖を抑えて、
感染拡大防止にご協力をお願いします。
感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫
利用者のみなさんへ
- 飲酒をするのであれば、少人数・短時間で、なるべく普段一緒にいる人と、深酒・はしご酒などはひかえ、適度な酒量で。
- 箸やコップは使い回わさず、一人ひとりで。
- 座の配置は斜め向かいに。(正面や真横はなるべく避ける)(食事の際に、正面や真横に座った場合には感染したが、斜め向かいに座った場合には感染しなかった報告事例あり。)
- 会話する時はなるべくマスク着用。(フェイスシールド・マウスシールド※1はマスクに比べ効果が弱いことに留意が必要※2。)
- 換気が適切になされているなどの工夫をしている、ガイドラインを遵守したお店で。
- 体調が悪い人は参加しない。
お店のみなさんへ
- お店はガイドラインの遵守を。(例えば、従業員の体調管理やマスク着用、席ごとのアクリル板の効果的な設置、換気と組み合わせた適切な扇風機の利用などの工夫も。)
飲酒の場面も含め、全ての場面でこれからも引き続き守ってほしいこと
- 基本はマスク着用や三密回避。室内では換気を良くして。
- 集まりは、少人数かつ短時間にして。
- 大声を出さず会話はできるだけ静かに。
- 共用施設の清掃、消毒、手洗い、アルコール消毒の徹底を。
※1 フェイスシールドはもともとマスクと併用し眼からの飛沫感染防止のため、マウスシールドはこれまで一部産業界から使われてきたものである。
※2 新型コロナウイルス感染防止効果については、今後さらなるエビデンスの蓄積が必要。
寒冷な場面における新型コロナ感染防止等のポイント
感染防止対策・「新しい生活様式」のポイントについて
感染防止の3つの基本:(1)身体的距離の確保、(2)マスクの着用、(3)手洗い
- 人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける。
- 会話をする際は、可能な限り真正面を避ける。
- 外出時や屋内でも会話をするとき、人との間隔が十分とれない場合は、症状がなくてもマスクを着用する。ただし、夏場は、熱中症に十分注意する。
- 家に帰ったらまず手や顔を洗う。人混みの多い場所に行った後は、できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる。
- 手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う。(手指消毒薬の使用も可)
※ 高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い人と会う際には、体調管理をより厳重にする。
乳幼児のマスク着用について
厚生労働省では、乳幼児(小学校に上がる前の年齢)のマスクの着用には注意が必要であるとしています。
特に、2歳未満については、息苦しさや体調不良を訴えることや、自分で外すことが困難であることから、窒息や熱中症のリスクが高まるため着用は推奨されていません。
また、2歳以上の場合でも、マスクを着用する場合は、保護者や周りの大人が子どもの体調に十分注意した上での着用をお願いします。本人の調子が悪い時や持続的なマスクの着用が難しい場合は、適切な着用でないと効果が十分に発揮されないことから、無理して着用させる必要はありません。(WHOは5歳以下の子どもへのマスクの着用は必ずしも必要ないとしています。)
乳幼児の感染予防として、保護者とともに3密(密閉、密集、密接)を避け、人との距離の確保(フィジカル・ディスタンス)、手洗いなど、基本的な感染防止策に取り組んでいただきますようお願いします。
正しい手の洗い方
- 流水でよく手をぬらした後、石けんをつけ、手のひらをよくこすります。
- 手の甲を伸ばすようにこすります。
- 指先・爪の間を念入りにこすります。
- 指の間を洗います。
- 親指と手のひらをねじり洗いします。
- 手首も忘れずに洗います。
石けんで洗い終わったら、十分に水で流し、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取って乾かします。
手洗いの前に、爪は短く切り、時計や指輪は外しておきましょう。
日常生活を営む上での基本的生活様式
- まめに手洗い・手指消毒
- 咳エチケットの徹底
- こまめに換気
- 身体的距離の確保
- 「3密」の回避(密集、密接、密閉)
- 一人ひとりの健康状態に応じた運動や食事、禁煙など、適切な生活習慣の理解・実行
- 毎朝の体温測定、健康チェック。発熱又は風邪の症状がある場合はムリせず自宅で療養
日常生活の各場面別の生活様式
食事
- 持ち帰りや出前、デリバリーも
- 屋外空間で気持ちよく
- 大皿は避けて、料理は個々に
- 対面ではなく横並びで座ろう
- 料理に集中、おしゃべりは控えめに
- お酌、グラスやお猪口の回し飲みは避けて
買い物
- 1人または少人数ですいた時間に
- 電子決済の利用
- 計画をたてて素早く済ます
- サンプルなど展示品への接触は控えめに
- レジに並ぶときは、前後にスペース
- 通販も利用
娯楽、スポーツなど
- 公園はすいた時間、場所を選ぶ
- 筋トレやヨガは、十分に人との間隔を。もしくは自宅で動画を活用
- ジョギングは少人数で
- すれ違うときは距離をとるマナー
- 予約制を利用してゆったりと
- 狭い部屋での長居は無用
- 歌や応援は、十分な距離かオンライン
公共交通機関の利用
- 会話は控えめに
- 混んでいる時間帯は避けて
- 徒歩や自転車利用も併用する
イベント等への参加
- 発熱や風邪の症状がある場合は参加しない
働き方の新しいスタイル
- テレワークやローテーション勤務
- 時差通勤でゆったりと
- オフィスはひろびろと
- 会議はオンライン
- 対面での打合せは換気とマスク
資料・関連リンク
熱中症予防×コロナ感染防止で 「新しい生活様式」を健康に!
「新しい生活様式」とは:新型コロナウイルス感染防止の3つの基本である(1)身体的距離の確保、(2)マスクの着用、(3)手洗いや「3 密(密集、密接、密閉)」を避ける等を取り入れた日常生活のこと。
マスクを着けると皮膚からの熱が逃げにくくなったり、気づかないうちに脱水になるなど、体温調節がしづらくなり、熱中症のリスクが高まります。
暑さを避け、水分を摂るなどの「熱中症予防」と、マスク、換気などの「新しい生活様式」を両立させましょう。
(1)熱中症を防ぐためにマスクをはずしましょう ~ウイルス感染対策は忘れずに~
マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの方の基本的な感染対策として着用をお願いしています。ただし、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。
したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外では、マスクをはずすようにしましょう。
マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。
(2)暑さを避けましょう
外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。日傘や帽子も利用しましょう。
少しでも体調に異変を感じたら、速やかに涼しい場所に移動することが、熱中症予防に有効です。一方で、人数制限等により屋内の店舗等にすぐに入ることができない場合もあると思います。その際は、屋外でも日陰や風通しの良い場所に移動してください。
(3)エアコンの使用中もこまめに換気をしましょう
熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効です。ただし、一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があります。換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をしましょう。
(4)日頃から体調管理をしましょう
「新しい生活様式」では、毎朝など、定時の体温測定、健康チェックをお願いしています。これらは、熱中症予防にも有効です。平熱を知っておくことで、発熱に早く気づくこともできます。日ごろからご自身の身体を知り、健康管理を充実させてください。また、体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。
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