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ページ番号 T1000056  更新日  令和4年1月1日

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市長メッセージ

新年を迎えて

 新年あけましておめでとうございます。市民の皆さまにはご健勝にて輝かしい新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
 昨年末から非常に強い寒気が日本列島に流れ込み、厳しい寒さとともに大雪の警戒が必要な年明けとなりました。飛騨国において避けられない厳しい冬の季節を耐え、必ず訪れる暖かで希望に満ちた春の到来を待ち望むばかりです。

 昨年を振り返りますと、一昨年から続く新型コロナウイルス感染症の影響により、人流の抑制や行動制限などを受け、私たちの日常生活における自粛や社会経済活動が停滞し、非常に厳しい状況が続いておりました。コロナ禍を乗り越える様々な対策に取り組む一方で、環境問題への意識と行動が高まるとともに、私たちの生活や仕事、地域などにおいてもデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が急速するなど、世界は大きく変化し、新たな時代を切り開いていくための大きな転換期を迎えた年でもありました。
 昨夏には変異株に伴うコロナの爆発的な感染拡大の影響により、これまでにない大きな危機感に陥り先の見えない日が続きましたが、皆さまの感染防止対策の徹底や、希望される方へのワクチン接種の実施などにより、秋以後から感染は落ち着き、ようやく光が見えてきたように感じております。市内にも観光客の数が多くみられるようになり、徐々に賑わいが戻りつつあります。
 しかしながら、国内においても新たに強力な変異株が発生するなど、人類とウイルスの闘いは続いており、まだまだ気を緩めることはできない状況にあります。市民、事業者の皆さまには引き続き、基本的な感染防止対策の徹底、継続をお願いいたします。

 さて、今年の干支は「壬寅(みずのえとら)」です。その意味は厳しい冬を超え、草木が芽吹き始め、新しい成長が始まることだと言われています。「壬寅」の本年こそ、新型コロナウイルス感染症が及ぼした困難から脱却し、新しい日常の中に暮らしの豊かさと経済の成長を見出し、市民の皆さま、事業者の皆さまと力を合わせこの2年間停滞していた地域の活性化、地域経済の回復に努めてまいります。
 そのため市では、本年においても、希望される方へのワクチン接種(3回目)の実施を進めるなど新型コロナウイルス感染症への対策はもとより、住民福祉の増進や経済対策などウイズコロナ社会における適応戦略の着実な推進と、ポストコロナ社会を前提とした長期的な視点による成長戦略に引き続き取り組みます。
 また、人口減少、少子高齢化への対策とともに、社会、経済、環境の視点からなる「SDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))」に向けた取り組みを進めることとしています。
 SDGsは、次世代の人たちに残していくことを前提とした開発により社会・環境・経済を創り上げていく取り組みであり、17の目標と169のターゲット、さらには232の指標があります。
 高山市においては、過去より先人が創り上げ残してきた豊富な資源をしっかりと守り、それを活用してお金を稼ぐとともに、そのお金を地域にしっかりと還元して経済の好循環を図ることで、地域の活性化と心豊かな暮らしが営まれることにつなげることを目的としています。国内外から選ばれ続ける国際観光都市という切り口により、国に対してモデル地区としての選定を提案したところ、昨年5月にその考えと取組内容が評価され、県内で初めて「SDGs未来都市」に選定されたところです。誰一人取り残さないという原則のもと、次代を担う子どもたちが夢と誇りを持てる「持続可能な高山市」を目指し、皆さまとともに着実に実践してまいります。
 さらに、急速に進展しているデジタル化社会に対応するため、市民生活全般にわたるDXを確立していくことが喫緊の課題となっています。市役所内においても通信技術による情報伝達やテレワークの推進、業務自動化やペーパーレス化などに取り組むとともに、地域においてもAIの活用や電子申請などの取り組みを進めているところです。市民の皆さまや事業者の皆さまの英知を結集し、未来に続くさらなる生活基盤を構築してまいります。
 加えて、観光分野においては、これまでの歴史文化の柱に自然健康を加え、2本の大きな柱で取り組むこととし、特に中部山岳国立公園の世界水準化を目指したBig Bridge(ビッグブッリッジ)構想実現プロジェクトが本市と長野県松本市との間で動きだしています。当該国立公園を挟んで、高山市と松本市、岐阜県と長野県が連携してより魅力あるものとしてつなぐとともに、脱炭素と自然エネルギーの活用を意識した環境づくりをあわせて進めてまいります。

 結びに、先ほど今年の干支は「壬寅」であることに触れましたが、私も今年、年男を迎える歳となりました。
 私の本年の抱負として、中国の易経の中の一説である「厚徳載物(こうとくさいぶつ)」を掲げたところです。大地は世の中の形あるものすべてを載せているものであり、そこから色々なものが生み出されています。大地の形勢、態勢は限りなく層が厚く、重いものから軽いものまで様々なものを載せています。また、厚徳とは受容の大きさ、深さ、そして度量の大きさをいうものとされています。徳を積んで度量の大きい人間を目指す教えとのことです。人間的に厚みのある度量の大きい人になりたいと考えているところです。皆さまのご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
 迎えた本年が市民の皆さまにとって、笑顔にあふれ実り多き素晴らしい一年となりますことを心より祈念申し上げます。

高山市長國島芳明(くにしまみちひろ)

   令和4年1月1日


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