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高山市平和都市宣言

ページ番号 T1008227  更新日  平成29年5月19日

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 高山市民が、平和の大切さを次世代に確実に引き継ぐとともに、世界平和の実現に寄与する意志を国内外に示し、世界の人々とともに争いのない誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指すため、平成29年3月24日に平和都市宣言を行いました。

高山市平和都市宣言

 高山市は、飛騨山脈に代表される豊かな自然に囲まれ、祭りや匠の技などの伝統文化を育み、「国際観光都市」として、周りとのつながりを大切にしてきました。
 さらに、国際平和デーを「高山市平和の日」と定め、飛騨高山の地から、世界に向けて恒久平和の実現を訴えています。
 しかし、世界の各地では、紛争・テロ・飢餓が後を絶たず、核兵器の脅威にさらされている現実があります。

 私たちは、世界中の人々が安心して平和に暮らせる日が必ず来ることを願い、行動します。

  私たちは過去から学び、未来へ伝えていきます。
   戦争と核兵器の悲惨さ、愚かさ、恐ろしさ、そして命の大切さを。

  私たちは守り続けます。
   豊かな自然、誇れる伝統文化、人と人との絆を。
  
  私たちは大切にします。
   多様な文化を理解し、尊重することを。


 私たち高山市民は、ここに高山市が永久に平和都市であることを宣言します。

ごあいさつ

平和への願いを世界に広げていく都市でありたい   高山市長 國島 芳明 (くにしま みちひろ)

 

 最初に、宣言文の作成にご尽力いただいた高山市平和都市宣言検討会議の皆さま、多くのご意見をお寄せいただいた市民の皆さま、その他の関係各位に深く感謝を申し上げます。市民の皆さまの思いがしっかりと込められた平和都市宣言ができましたことにこの上ない喜びを感じております。

 さて、世界には今もなお争いがあり、自分の意志と関係なく命を奪われたり、住むところを追われたりしている人々がいます。高山市は、日本の小さな地方都市でありますが、平和への願いを世界に広げていく都市でありたいとの思いで、宣言に向けた取り組みを進めさせていただきました。

 平和とは、そこに住む人々、世界の人々が平穏に心静かに希望を持って生きていける世の中だと思っております。これは、私の思いですが、市民の皆さまもそれぞれに平和への思いをお持ちのことと存じます。

 世界の恒久平和の実現は、世界中の一人ひとりの思いや行動の先にあります。市民の皆さまにおかれましては、皆さまの思いが込められたこの宣言を大切にし、平和について考え、取り組み、次世代に引き継いでいただきますようお願い申し上げます。

 市といたしましても、市民の皆さまとともに、引き続き、平和への取り組みを積極的に進めてまいります。皆さん、一緒に出来ることから始めていきましょう。

世界の恒久平和の実現に向けた取り組みを 元 高山市平和都市宣言検討会議 会長 黒木 正之(くろき まさゆき)

 この任を仰せつかりましたとき、大変な重責であり、難しい作業をお引き受けしたと思いました。宣言文は、今を生きる我々だけでなく、今後 生まれてくる高山市民に引き継がれていくことを考えると、より身が引き締まる思いでした。委員全員が同じだったのではないかと思います。

 会議が始まると、そもそも平和とは何か、人それぞれ考え方が違う、そういった市民の思いをまとめられるのか、会議は一進一退でした。振り返ってみますと、本当に多くの議論がなされましたが、市民の皆さまから多くのご意見を頂戴したことに励まされ、関係各位のご協力のもと、委員全員が平和への熱意を持って徐々に文章を形作ることができました。

 「どんなときに平和を感じますか。」この質問に対して、市民意見で最も多かった答えは、「普段の日常」でした。我々は、普段の日常に不安を抱えながら生活している多くの人々がいることを決して忘れてはなりません。

 我々、委員にとりまして、平和都市宣言の作成に携わらせていただけたことは、改めて平和とは何かを見つめ直す貴重な機会となりました。委員を代表し、この場を借りて感謝申し上げます。市民の皆さまにおかれましても、この宣言を通じ、一人でも多くの方が平和について考え、世界の恒久平和の実現に向けて行動をしていただけましたら幸いです。

宣言文のポイントと構成

高山市平和都市宣言検討会議では、三つのポイントを大切にして文案が作成されました。

  • 宣言文を、市民一人ひとりが自分のこととして、世界の恒久平和の実現に貢献する意志を表明するものと位置づけました。
  • 市民の心構えである市民憲章の精神を踏まえ、市民の平和への行動を促し、高山市らしくて分かりやすい宣言文となるように作成しました。
  • 生き方や考え方によって、文章の捉え方は、人それぞれであることを踏まえ、市民の行動や考え方を狭めるような内容とはせず、それぞれの価値観や感性によって想像し、行動していただける宣言文となるように作成しました。

宣言文は、大きく三つの部分で構成されています。

  • 最初の「高山市は、・・・・・現実があります」では、高山市の特徴と世界の状況を記しています。高山市民は、長い歴史を通じて、暮らしを取り巻く「自然」や「文化」、「人」などとのつながりを大切にしてきたことから、「周りとのつながりを大切にしてきました」としました。また、国際連合の「国際平和デー」である9月21日を「高山市平和の日」と定めていること、そして、世界の平和を脅かしている代表的な事例として「紛争・テロ・飢餓・核兵器」を記しています。
     
  • 次の「私たちは、・・・・・尊重することを」では、「平和とは、笑顔で安心して日常を過ごせること」という多くの子どもたちの意見を踏まえ、平和のためには、戦争などの争いがないだけではなく、災害、犯罪、貧困、いじめ等がないことも必要であることから、「世界中の人々が安心して平和に暮らせる日が必ず来ることを願い」とし、その実現のために特に大切と思われる市民の行動として次の3つを記しました。

    まず、戦後70年以上が経過する中、戦争や広島・長崎への原爆投下の記憶を風化させてはならないとの思いをこめ、私たちが、学び、未来へ伝えるべきこととして「戦争と核兵器の悲惨さ、愚かさ、恐ろしさ、そして命の大切さ」としました。

    次に、普段の暮らしの中に、「飛騨山脈に代表される素晴らしい自然」、「ユネスコ無形文化遺産を含む高山祭や日本遺産の飛騨の匠に代表される伝統文化」、「地域の人々の温かいつながりや高山を訪れる人々へのおもてなしの心」が存在することの尊さに鑑み、私たちが守り続けることとして「豊かな自然、誇れる伝統文化、人と人との絆」としました。

    その上で、観光は、異なる国や地域の文化や価値観への関心や理解を高め、平和な社会の実現に大きな役割を果たすとした「観光は平和へのパスポート」という国際連合のスローガンなども踏まえ、国際観光都市の市民である私たちが大切にすることとして「多様な文化を理解し、尊重すること」としました。
  • 最後の「私たちは、・・・・・宣言します」では、こうした行動を行う市民がいる都市を「平和都市」とし、「永久に」とすることで、世界の恒久平和の実現に向け、平和への取り組みを幾世代にもわたって続けていくという意志を表明しています。

宣言文の作成過程

 宣言文は、人権、平和、教育、観光、国際交流、まちづくりなどの多様な分野、幅広い年代層の22人の市民からなる「高山市平和都市宣言検討会議」において、多くの市民意見をもとに平成27年9月から11回の会議を経て、文案が作成されました。文案は平成28年11月に市へ提出され、平成29年3月24日の市議会において可決されました。

〇平成27年9月~平成28年10月  高山市平和都市宣言検討会議(文案作成)

  • 中学生からの話(広島市への修学旅行を通じて考えたこと)
  • 戦争体験者からの話(命の大切さ)
  • 平和に関する市民意見(平成27年7月~10月、7,935件)
  • 高山市平和サミット(平成27年10月、広島・長崎市長からの助言)
  • 宣言文案に関する市民意見(平成28年4~6月、11,524人)

〇平成28年11月  高山市平和都市宣言検討会議から市へ文案提出

〇市が文案を精査

〇平成29年3月24日 議会で可決・宣言

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