広島の被爆樹木二世(アオギリ)の植樹について

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ページ番号 T1007531  更新日  令和5年3月22日

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植樹の写真
植樹の様子の写真

 高山市では、昨年(平成27年)開催した「高山市平和サミット」の際、平和首長会議(会長:松井一實広島市長)より頂戴した広島の被爆樹木二世(アオギリ)を、昭和児童公園(ポッポ公園)に植樹しました。
 このアオギリの親木は、爆心地から北東へ約1.3km、広島市中区の旧広島逓信局の中庭で被爆し、爆心地側の幹半分が熱線と爆風により、えぐられました。しかし、樹皮が傷跡を包むようにして成長を続け、焦土の中で青々と芽を吹き、昭和48年には、平和記念公園に移植されました。
 当日は、市民の皆さまのご参集のもと、國島市長、高山市議会の水門議長、高山市遺族会連合会の小林会長、高山市平和都市宣言検討会議の黒木会長、中学生代表の丹生川中学校3年下垣内さんが、原爆による惨禍が二度と繰り返されないことと、世界の恒久平和の実現を祈念し、植樹いたしました。
 植樹後には、下垣内さんが、広島への修学旅行や平和学習を通じて感じたことをもとに、高山市生徒会サミットで話し合って作成した平和メッセージを読み上げました。
 皆さまも、このアオギリの成長を見守っていただくとともに、このアオギリを、平和の尊さ、原爆の悲惨さを考える一つのきっかけとしていただけましたら幸いです。
 また、同日開催した「平成28年度市戦没者追悼式」において、丹生川中学校3年生の皆さんが、平和な世の中を作っていくことを誓う丹生川中学校「平和宣言」を読み上げました。植樹式での平和メッセージとともに、次代を担う子どもたちの平和への誓いを是非ご覧ください。

植樹日:平成28年6月23日木曜日

場 所:昭和児童公園(高山市昭和町2丁目45番地1)

植樹者:高山市長 國島 芳明
          高山市議会 議長 水門 義昭
          高山市遺族会連合会 会長 小林 浩 様
          高山市平和都市宣言検討会議 会長 黒木 正之 様
          中学生代表 丹生川中学校3年 下垣内 優月 様

説明看板製作:高山工業高等学校 建築インテリア技術部

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このページに関するお問い合わせ

市民活動部 生涯学習課
電話:0577-35-3155 ファクス:0577-35-3414
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