飛騨荘川温泉「桜香の湯」における熱供給事業
飛騨荘川温泉「桜香の湯」における熱供給事業
令和4年3月、「第二次 高山市地球温暖化対策地域推進計画」を策定し、目指すべきまちの姿を『自然がもたらす多様な恵みを活かすとともに、先進的な脱炭素社会を推進するまち 飛騨高山』としました。
その取組みの一つとして、公共施設の飛騨荘川温泉 桜香の湯は、民間事業者による木質バイオマス熱供給事業を実施しています。これにより、これまで使用していた灯油の使用量の約8割がカーボンニュートラルである木質バイオマス燃料に置き換わるため、温室効果ガスである二酸化炭素を削減でき、燃料費も1割から2割程度まで削減できる見込みです。また、市内の森林から出る木材を自然エネルギーとして活用することができ、エネルギーの地産地消も図られます。
多くの森林面積を有する高山市では、今後も民間施設を含め、このような木質バイオマス利用による熱供給事業の普及につながる取組みを進めます。
事業概要
- 施設名 ひだ荘川温泉桜香の湯 木質バイオマスボイラー
- 設置場所 高山市荘川町猿丸82番地1
- 施工・事業者 株式会社井上工務店 代表取締役社長 井上 正博
- 最大出力 101kW×4台
- 年間熱供給量 約112万kWh(見込み)
- 熱供給単価 7.8円/kWh(税抜き)
- 稼動開始日 平成29年9月29日金曜日
一般向け見学会
一般向けに熱供給施設の見学会(有料、要予約)を開催しておりますので、詳しくは熱供給事業者である株式会社井上工務店(0577-33-0715)までお問い合わせください。
飛騨荘川温泉「桜香の湯」の位置図
PDF形式のファイルをご利用するためには、「Adobe(R) Reader」が必要です。お持ちでない方は、Adobeのサイトからダウンロード(無償)してください。Adobeのサイトへ新しいウィンドウでリンクします。
このページに関するお問い合わせ
森林・環境政策部 環境政策課
電話:0577-35-3533 ファクス:0577-35-3169
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。