平成28年度特別展

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号 T1008961  更新日  平成30年2月10日

印刷 大きな文字で印刷

冬季特別展 「飛騨の大祭」展

会期 平成29年3月1日水曜日から4月16日日曜日まで

 高山市一之宮町で57年ぶりに執り行なわれる水無神社大祭を記念して、飛騨高山まちの博物館冬季特別展「飛騨の大祭」を開催します。
 「大祭」は飛騨地方特有の祭事で、主催する神社が飛騨中の神々を招いて世の平安を祈るものです。江戸時代に起きた百姓一揆「大原騒動」の後、人心をおさめるために荒廃した飛騨一宮水無神社の社殿を造営し、飛騨各地の神社を招いて祝ったのが始まりと言われています。神社によって異なりますが不定期で開催されています。また、「世直しの大祭」とも呼ばれ、大きな災害や飢饉の後に行なわれてきました。大祭の当日は、各地の神社から神を送るための行列が仕立てられ、様々な神社の神輿や芸能を一度に見ることができる貴重な機会となります。
 本年5月3日から6日までの4日間行なわれる水無神社大祭に先立ち、獅子頭や後醍醐天皇御笏などの宝物、前回の大祭(昭和35年)の様子などを展示します。

主催 飛騨一宮水無神社 式年大祭奉賛会
共催 高山市教育委員会

企画展 「高山の円空」

写真 国分寺所蔵円空仏
弁財天立像(飛騨国分寺)

会期 平成29年2月25日土曜日から3月20日月曜日、春分の日まで
会場 飛騨高山まちの博物館 美術展示室
主催 円空連合
共催 高山市教育委員会

 江戸時代初期の僧、円空は日本各地を行脚し多くの仏像を残しています。特に愛知県と岐阜県に多く、当地飛騨地方にも寺院や神社、地域の人が守る小さなお堂、個人の家々などに様々な仏像が残されています。
 今回の企画展では、高山市内に残る円空仏を20体展示します。また、写真家・後藤英夫氏が撮影した円空仏写真パネル(関市所蔵)も展示します。

関連事業

写真 うまい棒に彫られた円空仏
うまい仏

《ギャラリートーク》
開催日:平成29年3月18日土曜日 午後2時より
会場:美術展示室

当館学芸員による展示解説を行ないます。事前の申し込みは不要ですので、直接会場へお越しください。

《うまい仏制作体験ワークショップ》
あのお菓子が仏像に!?心をこめて彫りましょう。
講師:河内貢士氏(現代美術作家)
開催日:平成29年3月18日土曜日
午前の部 午前10時から4回
午後の部 午後1時から4回 全8回開催します。
会場:飛騨高山まちの博物館 研修室
対象:高山市内の小学3年生から中学生まで。小学生は保護者同伴でご参加ください。
定員:40人(申し込み多数の場合は抽選となります。)
参加費:無料

 事前の申し込みが必要です。参加者の氏名、連絡先、午前と午後のどちらを希望するかを、2月28日火曜日までにまちの博物館へ電話、ファクス、メールでお申し込みください。
まちの博物館メールアドレス:machihaku@city.takayama.lg.jp

河内氏の制作パフォーマンスはどなたでも見学できます。見学は予約不要ですので、当日会場へお越しください。

秋季特別展 「東山寺院群の至宝 集結!お寺と神社の宝もの」

写真 特別展示室の様子

会期 平成28年10月15日土曜日から11月27日日曜日まで

 飛騨高山まちの博物館では、高山市制80周年を記念して「東山寺院群の至宝 集結!お寺と神社の宝もの」を開催します。東山寺院群とは、飛騨国主・金森長近が形成した高山城下町の東に、多くの寺院・神社が集まる地域です。本展示では、金森氏からの拝領品や、信仰にかかわる美術品、町の人々からの奉納品など東山寺院群の寺社に伝わる資料を紹介します。普段は非公開の貴重な宝ものが一堂に会する滅多にない機会です。

関連事業
《ギャラリートーク》
学芸員による展示解説を行ないます。申し込み、参加費は不要です。
開催日 10月15日土曜日、22日土曜日、11月6日日曜日
    各日とも午後1時30分から

《記念シンポジウム》
素玄寺、雲龍寺の住職をお招きし、寺院の由緒や展示資料についてお話しいただきます。申し込み、参加費は不要です。
開催日 10月25日火曜日 午後7時から9時
会場 飛騨高山まちの博物館 研修室
共催 金森公顕彰会

《市制施行80周年記念特別事業 「東山至宝めぐり」》
東山寺院群の文化財をめぐる「東山至宝めぐり」を開催します。開催中は、建物内部や貴重な宝ものを拝観することができます。まちの博物館、または高山市役所都市整備課で配布する「東山至宝めぐりマップ」を持って、秋の東山遊歩道を散策してみてはいかがでしょうか。10月22日から11月6日までの土曜日、日曜日、祝日に開催します。
主催 高山市都市整備課
開催日 10月22日土曜日、23日日曜日、29日土曜日、30日日曜日
    11月3日文化の日、5日土曜日、6日日曜日 各日午前10時から午後4時まで
(建物、宝ものの一部が非公開の日があります)
お問合先 高山市都市整備課まちづくり係
電話0577-35-3159 ファクス0577-35-3168

夏季特別展 「まちの考古学者たち」

写真 二木長嘯筆 絵巻「神代石図」
二木長嘯筆「神代石図」

会期 平成28年7月2日土曜日から9月25日日曜日まで

 江戸時代にはすでに石器に興味を持ち、集めた人たちがいました。彼らは「弄石家」と呼ばれ、石器を集めるだけでなく、交換によって他国で出土した石器を手に入れたり、石器についてのの論争をしたりと幅広く交流しました。高山においても、文化を主に担ってきた町人の中でこの「弄石」文化が育まれ、全国各地の文化人と交流しました。近代以降は科学的な「考古学」の調査・研究により、飛騨地方の石器時代、縄文、弥生時代などの歴史的な知識を得ることができるようになりました。
 『高山市史 先史時代から考古編』の刊行成果をもとに、高山で活躍した人々の太古の故郷への想いに焦点を当てた展示です。ぜひこの機会にご覧ください。

関連事業
《飛騨高山考古学フォーラム》
第1回 7月24日日曜日
第2回 8月21日日曜日
第3回 9月10日土曜日
時間はいずれも午後1時30分から午後3時30分までです。
会場 飛騨高山まちの博物館 研修室
事前の申し込みは不要です。

《まち博 夏のわくわく体験教室》
まが玉を作ってみよう!
開催日 7月18日月曜日・海の日 午前10時から正午まで
    8月18日木曜日 午前10時から正午まで
会場 飛騨高山まちの博物館研修室
申し込み、参加費は不要です。直接会場へお越しください。

春季特別展 岐阜県博物館移動展「ひだの自然」

写真 雷鳥の番
ライチョウ「番・春」 撮影:高橋広平

 岐阜県飛騨地方は「飛山濃水」という言葉に象徴されるように、山が連なる「山の国」です。
 今春、飛騨高山まちの博物館では、岐阜県博物館と高山市などが所蔵する飛騨山脈に生息するライチョウなどの生物の剥製や恐竜化石、神岡鉱山の鉱物など約120点を展示公開します。この機会に、ぜひ飛騨が世界に誇る豊かな自然をお楽しみください。多くの皆さまのご来場をお待ちしています。

展示
期間 4月13日水曜日から6月12日日曜日まで
時間 午前9時から午後7時
会場 飛騨高山まちの博物館 特別展示室

シンポジウム
テーマ 「飛騨の自然の魅力を伝えよう」
日時 4月23日土曜日 午後1時30分から午後3時
講師 下畑五夫(飛騨地学研究会会長)
   楠田哲士(岐阜大学准教授)
場所 飛騨高山まちの博物館 研修室
定員 100人(要申し込み)

ワークショップ
テーマ けんぱく教室「鹿角ストラップをつくろう」
日時 4月30日土曜日 第1回 午前11時から
           第2回 午後2時から
講師 岐阜県博物館学芸員
場所 飛騨高山まちの博物館 研修室
定員 各回とも40人(先着順)
参加費 300円

テーマ けんぱく教室「水晶ジオード(結晶)割り」
日時 5月15日日曜日 第1回 午前11時から
           第2回 午後2時から
講師 岐阜県博物館学芸員
場所 飛騨高山まちの博物館 研修室
定員 各回とも40人(要申し込み)
参加費 300円

※車でご来館の方は、市営空町駐車場(高山市図書館前)をご利用ください。

PDF形式のファイルをご利用するためには、「Adobe(R) Reader」が必要です。お持ちでない方は、Adobeのサイトからダウンロード(無償)してください。Adobeのサイトへ新しいウィンドウでリンクします。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 文化財課
電話:0577-35-3156 ファクス:0577-35-3172
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。