まちづくり講演会(平成25年10月6日開催)
高山市では協働のまちづくりを「市民が主役という理念のもと、多様な主体が、お互いの存在意義を認識・尊重しあい、持てる能力を発揮し、ともに手を携えて地域課題の解決などに取り組むことにより、地域に住み続けたいという思いを育てる」と定義し、各地区における説明会などを通じて、地域活動の新たな仕組みづくりを提案してきました。
平成25年10月6日日曜日には、将来にわたり安心して暮らせる持続可能な地域活動の仕組みを考えていただくきっかけづくりとして、市民活動団体と共催で全国の地域住民によるまちづくり事例に見識のある延籐安弘(えんどう やすひろ)氏を講師に招き、まちづくり講演会を開催。スライドを見ながら全国の事例などをお話いただき、参加者からは「良かった」、「自ら行動しようという気持ちになった」などの声が寄せられました。
まちづくり講演会
- 日時:平成25年10月6日日曜日 午後1時30分から午後3時30分
- 場所:高山市役所 地下市民ホール(高山市花岡町2-18)
- 主催:飛騨高山まちづくり本舗・ひだまりの会 いのちゆたかに飛騨
- 内容:延籐安弘さんによる幻灯会
(注釈)幻灯会、様々な事例をスライドで見ながらみんなで一緒に考えるもの
- テーマ 地域に住み続けたいという思いを育む
「お・も・し・ろ・く・や・さ・し・く まち再生のシナリオ」
講師紹介
1940年大阪に生まれる。北海道大学工学部卒業。熊本大学、名城大学、千葉大学、愛知産業大学院教授、国立台湾大学客員教授を経て、現在、NPO法人まちの縁側育くみ隊代表理事、愛知淑徳大学非常勤講師。工学博士。コミュニティデザイン、「まち育て」の研究・実践家。著書に「まちづくり読本こんな町に住みたいナ」、「何をめざして生きるんや、人が変わればまちが変わる」、「おもろい町人(まちんちゅ)」ほか多数。
参考:チラシ
講演会の要旨
紹介事例
- 子どもの育みとまちの育みをマッチングさせよう(絵本「ビロンギング」より)
- 「心の習慣」を変える(絵本「3びきのかわいいオオカミ」より)
- ヒト・モノ・コトのつながりの場づくり(長野市ボランティアセンターの取り組み)
- 子どもの目線からのまちづくり(高山市「まちたんけん」の取り組み)
- 小学校区単位の住民力はぐくみによるまち育て(神戸市真野地区の取り組み)
- 老いの暮らしの安心を分かち合う(尼崎グループハウスの取り組み)
- アートとまちと人の出会いによる都心再生物語(名古屋市錦二丁目長者町地区の取り組み)
協働のまちづくりキーワード
(こ) 子どもの育みとまちの育みをゆるやかにつなごう
(こ) コミュニケーションの楽しさと笑顔は非常時の危機を超える
(ろ) 論も大切、実践はもっと大切、多様なまちの縁側を育もう
(の) 農業は儲からないのではなく、いろいろなことをチャレンジしよう
(ふ) 腑におちない常識を超えて、柔らかい発想転換を
(れ) 歴史の始まり、現在の市民活動の始まり
(あ) 按配のいい多世代新旧混じり合いの、おでんのようなコミュニティを
(い) いやなトラブルをエネルギーに変えよう、対立を対話に変えよう
こ・こ・ろ・の・ふ・れ・あ・い
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このページに関するお問い合わせ
市民活動部 協働推進課
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