学び得た「生きる力」がやさしさのある社会の礎となるバリアフリーの教育を目指すことを大きな理想とし、高山市小中学校教育の方針を「心に残る教育を創造する」と設定しています。
「心にとどく指導を通して」次の三つの姿をめざして取り組んでいます。
・管理職は明確な教育理念と責任のもと、指導性を発揮するとともに、全職員のもち味を生かして組織的・効率的な運営の確立を図る。
・学習指導要領の趣旨を十分に踏まえ、学校や地域の特色を生かした教育課程を編成・実施する。 中学校においては、移行措置を適切に実施する。
・児童生徒の安全確保を最優先し、全職員が危機意識をもち、学校内外の環境を見直すとともに、家庭や地域社会、関係諸機関との連携を強化するなど、組織的な対応ができる危機管理体制を確立する。
・学校の教育方針等について家庭や地域社会に積極的に情報提供するとともに、自己評価や学校関係者評価を学校経営の改善に生かし、その結果を公表する。
・授業研究や校内研修を組織的・計画的に実施し、職員の資質の向上に努める。
・今日的課題や自校の課題、経験年数や職務等に応じた自己の課題を明確にし、主体的に研修を行う。
・自らの指導が子どもの心にとどき確かな力を付けているか、常に子どもの姿から振り返り、指導力の向上に努める。
・教育研究所の機能を一層積極的に利用し、授業にICTを効果的に活用する研修や情報モラルについて指導する力を高める研修等を行う。
・学級目標の具現に向け努力する姿や、その子なりのよさを位置付け、価値付け、伸ばし育てる指導を充実する。
・常に学級目標に立ち返り評価していくことで、新たな願いや課題を共有し、共に認め合い、高まり合う集団を育てる指導を充実する。
・教科の本質的なおもしろさを実感することができるように、指導内容の系統性を踏まえた教材研究を充実する。
・ねらいと評価規準を明確にし、その子の学習状況に応じたきめ細かな指導を充実させて確かな学力の定着を図る。
・その子の興味・関心や必然から課題や活動を生み出す指導をし、仲間のよさを取り入れ学び合い、高まり合うことができる指導を充実する。
・仲間のよさを取り入れ、学び合い、高まり合うことができる学習集団を育てる指導を充実する。
・各教科において、言語能力の育成を図る学習活動を工夫する。
・道徳的価値の自覚を深め、道徳的実践力を育てるために、発問の吟味等、指導方法の工夫に努め、要としての道徳の時間を一層充実する。
・教育活動全体を通して道徳性を養うため、道徳の時間と他の教育活動との関連を明確にした全体計画、指導計画を工夫改善する。
・家庭や地域社会、関係する他の学校等と連携して、地域ぐるみの道徳教育を推進する。
・その子が大切な存在であることが実感できるよう、係活動や行事等の取り組みを工夫し取り組みの過程を大切にした指導を充実する。
・自分の活動や生き方を振り返り、新たな目標や課題がもてるよう、その子なりのよさや可能性を積極的に評価し、伸ばす指導を充実する。
・子どもの自発的・自治的な活動を工夫し、いじめ問題等への取り組みを通して、集団や社会の一員として自己を生かす指導を充実する。
・小・中学校の接続をふまえ、目標や内容、育てようとする資質や能力及び態度、各教科等との関連を明確にして、全体計画及び指導計画の工夫改善を図る。
・習得した知識・技能を相互に関連付け、総合的に働かせながら問題を解決していくよう、体験活動と言語活動を意図的に設定し、探究活動の充実を図る。
・指導目標と指導内容を明確にして、2学年間を通した指導計画をもとに、全職員で組織的に学習環境や指導体制を整える。
・その子が積極的に外国語を用いてコミュニケーションを図り、その楽しさを体験できるように指導方法を工夫する。
・全教育活動を通して、自他の生命を尊重することや、倫理観や規範意識を体得する指導に徹する。
・その子のわずかな変化を見逃さず、信頼と愛情に基づく個に応じた組織的な教育相談を一層充実する。
・不登校や問題行動(いじめや、暴力行為、薬物乱用、携帯電話やインタ−ネットによる誹謗中傷、性非行等)については、全教職員が危機意識をもち、共通理解のもと、早期発見・早期対応もとより未然防止に努める。
・小・中学校の連携を密にして、「小一プロブレム」「中一ギャップ」等の不適応の防止を図る。
・学校と家庭、地域、関係諸機関(であい塾等)が常に連絡を取り合って情報の共有化を図り、子どもを見守る体制の一層の強化を図る。
・ その子の能力や適正、可能性を理解し、よさを見つけのばす指導に徹することで、自己肯定感を育む指導を充実する。
・その子が能力や特性を発揮できるよう、その子の教育的ニーズを正しく理解し、「個別の教育支援計画」や「個別の指導計画」を作成し、指導内容や指導方法、評価を工夫・改善する。
・全教職員が、その子の教育的ニーズを理解し、特別支援コーディネーターを中心として組織的に指導できるよう校内支援体制を確立する。
・交流及び共同学習を計画的・継続的に実施し、相互理解を深める中で、社会性や豊かな人間性を育むことができる指導を充実する。
・その子の障がいの状況を客観的に把握し、高山市障がい児就学指導委員会の判定に基づいた適切な就学指導を行う。
・自分の大切さとともに他の人の大切さを認めることかでき、それが様々な場面や状況の中で具体的な態度や行動に現れるよう、認識力、自己啓発力、行動力を育む指導を充実する。
・その子が主体的に確かな学力を身に付けることができるよう個に応じた指導に徹する。
・体育の時間はもとより、学校と家庭、地域社会が連携した日常的な活動を通して体力の向上を図る指導を工夫する。
・食生活や生活習慣、心身の健康状況の把握をもとに、各領域等の特質に応じて指導計画を工夫改善し、健康に関する指導を充実する。
・健康・安全に関する管理及び組織的な指導体制を充実し、健康被害及び事件、事故災害の未然防止に万全を期す。
・意図的・計画的に、地域の教材や人材について学ぶ場を位置付け、よりよい地域にしていこうとする心を育む指導を充実する。
・誰もが自己実現をはたし必要とされて社会に貢献する「やさしさのある社会」を築くために、私たちは将来を担う子どもに「生きる力」(確かな学力、豊かな人間性、健康・体力等)を育まねばなりません。このことは、高山市が推進している「だれにもやさしいまちづくり」につながります。
・深い学びに出会えたことにより、新たな心の変化が生まれます。その心の変化が記憶に残り、自分の力を高め社会を支えようとするエネルギーとなります。私たちは、大きな理想の実現のために、子どもの心に残る教育を創造していきます。
・私たちの指導が子どもの心にとどくことが、心に残る教育の必要条件です。
・この3つの姿は学校の教育活動全体を通してめざす姿であるとともに、私たちの指導が子どもの心にとどいていたかを振り返る視点でもあります。Plan(目標設定)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)のサイクルを充実させ、子どもの変容に基づいて指導を工夫改善していきましょう。
・高山市として共通して育てたい具体的な1つの姿と、その姿の具現のために共通して行いたい1つの手だてを下表のとおりとしました。特に平成23年度は教科指導の向上を願い、教科指導をイメージして例示しています。

・小学校教育の成果を中学校教育に生かして積み上げ、伸ばすことができるように、9年間の見通しをもって心にとどく指導を推進します。
・学力向上及び思考力・表現力の育成は大きな課題です。特になかま学びの場において「つたえる・つなげる」を合言葉に学び合い、評価問題等に立ち向かうことで確かな力をつけます。
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